よく「身体がゆがんでいる」と人から言われたとお聞きします。
「ゆがみ」について細かく書くと難しくなるので簡単にお書きします。
ゆがみ方はある程度パターン化されていますが、細かいところに視点を当てると個人差が必ず存在します。
骨盤が起点となりゆがみを形成しているパターン、腰部が起点となっているパターン、もしくは頚部(首)が起点のパターン、その他のパターン。
ゆがみの起点となる部位は関節生理機能が低下してダメージを受けている場合が多い。そしてそのダメージ箇所を補正するために、もしくはダメージを逃がすために他の椎骨が代償的に身体の中心線から位置を変え、
ダメージ箇所への負担を軽減させようとする。
それが故に身体の歪みが大きく見える。しかしゆがみの大きく見える場所は原因箇所の補正をしているだけなので、当然損傷は無く関節機能も正常に働き、病理的問題も存在しない。
いたずらに「ゆがみ」が一番大きいところを正そうとしても「ゆがみ」は消失しない。
なぜならそこは原因では無く補正箇所。
原因箇所を見つけるのが早期の問題解決に繋がると思います。